テーボーって何?
いつも有難うございます。
エースセミナーの福永です。
今日は旧暦の4月14日。
明日は十五夜お月さんがよく見えるとのことです。
満月って、ひと月に一回は見えるものですが、今回は「スーパームーン」です。
一年の内で一番地球に近い満月なんだそうです。
それに加えて、今回は「皆既月食」も重なります。
皆既月食に入ると、赤っぽく見えるようになるみたいですね。
部分月食は午後6時44分頃から始まって、終わるのは午後9時52分頃。
全部を見るのはちょっと大変ですが、その間に見られる皆既月食は、午後8時9分頃から8時28分頃、大体20分間程度です。
家内と一緒に多摩湖の堤防まで、散歩がてらにちょっと見に行こうかと思っています。
ところで、先日英語の授業で「table」の発音を扱いました。
ピコ太郎さんのお陰様で、今では「apple」を「アップル」なんて発音する人は、まずいなくなりました。
なので、今は「table」も「テーブル」なんて発音しないんですね。
「apple」を「アッポー」と発音するように、「table」は「テーボー」と発音した方が英語っぽく聞こえます。
「聞こえた通りに言ってみる」って、言語習得の第一歩なんですよね。
赤ちゃんが、お母さんやお父さんが語りかけた言葉をそのまんまオウム返ししながら身につけていくのに似ています。
でも、「テーボー」って、なんか「堤防」みたいに聞こえちゃうね、と説明したところ、「先生、ていぼう、って何ですか?」と真顔で聞いてきた生徒がいました。
さっそく辞書で調べてもらったところ「川や海があふれないように、川岸や海岸に、石やコンクリートなどでなどで築いたもの。つつみ。どて。」と書いてありました。
「堤防って何のことか、今ならイメージできるね」と確認してみたら、首を横に振るばかりです。
ならば、これでどうじゃ!と、スマホで検索して写真を見てもらいました。
それでもやっぱり「見たこと無いし~、知らな~い」との返事でした…。
ふざけているわけではなさそうです。
本当に、生まれてこのかた、ただの一度として、見たことも聞いたことも考えたことも無いようです。
それとも、この生徒の演技が真に迫っていただけなんでしょうか。
兎に角「table」の発音を少しでもイメージし易くなるように、と思って示した具体例が、かえってイメージし難くしてしまったみたいです。
まだまだ生徒を指導するにおいての修行が足りないことを痛感させられた、少し悲しい出来事でした。
「語彙」を増やすことって、科目にかかわらず「勉強」という取り組みの中では大きな大きな位置を占めるものなんです。
生徒の皆さんが「的確に使いこなせる言葉」を一つでも増やしていただけるよう、これからもしっかり指導させていただきます。
お陰様で私福永も野澤も元気です(本日の検温結果=福永35、7℃、野澤36,4℃でした)。
生徒の皆さんと保護者の皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
明日もよろしくお願いいたします。