数の暗黙知
いつも有難うございます。
エースセミナーの福永です。
勉強するときに、「分かるまで、出来るまで」じっくり取り組むことって、と~っても大切なことです。
気付いたら何時間もやっていた、なんて生徒もいるようです。
正解を導き出すために、ああでもないこうでもないと考えたり、いろいろ調べてみたり、聞いてみたりすることって、避けて通れませんよね。
そうやって苦労しながら、一つ一つ身につけていったことがらって、そんなに簡単に忘れることはないみたいです。
でも、分かるまでにかかった時間とテストの得点は、必ずしも比例しないということも、また事実です。
テストというものには「制限時間」があるからです。
「定められた時間の中でどれだけ得点できるのか」というルールの下で行われるのが「テスト」なんです。
「正確でありさえすれば、どれだけ時間をかけても良い」というわけにはいかないんですね。
ですから、生徒の皆さんには「速く、正確に」解くことを意識してもらうようにしています。
では「速く正確に」解けるようになるにはどうするべきなんでしょうか。
「死ぬほど鍛える」とか「解いて解いて解きまくれ」と言えなくもありません。
前回の『ドラゴン桜』では、数学を取り上げていました。
(本日の授業時に生徒の皆さんに聞いてみたら、誰も見ていなかったようで、ちょっと悲しかったです…。)
そこで紹介されていたのが「数の暗黙知」という内容です。
ネットで検索したら、いろんなサイトで取り上げられていますので、詳しくはそちらをご覧いただければと思いますが、要するに「いちいち考えずに感覚で解けるようになる」までもっていくということなんです。
そう言えば、一昨日の『特捜9』でも「数字が浮かんでくる」みたいなセリフが出てきました。
「じっくり考え抜く」という取り組みも、「いちいち考えなくても感覚でやり方が見えてくるようになるまで徹底的に練習しまくる」という取り組みも、どちらも大切なことだと思います。
でも、「考える」ためには「複数の知識を組み合わせる」ことが必要です。
頭の中にインプットされてもいない「知らないこと」を「考える」なんてこと出来ないんですよね。
ですから、科目や単元によっては、やり方に気を付けないといけないみたいです。
なんでもかんでも同じやり方が通用するってわけじゃないんですね。
生徒の皆さんには、こんな話をさせていただいて、勉強の仕方についての考えを深められるようにしてもらっています。
お陰様で私福永も野澤も元気です(本日の検温結果=福永35、6℃、野澤36、5℃でした)。
生徒の皆さんと保護者の皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
本日も無事に終えることができました。
本当にありがとうございます。
明日もよろしくお願いいたします。