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死ぬほど鍛えるしかありません

2021年07月27日

いつも有難うございます。
エースセミナーの福永です。

 

国語ネタが続きます。
保護者の皆様から、国語の成績を上げるために「本を読む」ようにさせた方が良いか、といったお話をいただくことが多いです。

 

文部科学省のホームページに

 

「読書は,人類が獲得した文化である。読書により我々は,楽しく,知識が付き,ものを考えることができる。また,あらゆる分野が用意され,簡単に享受でき,しかもそれほど費用が掛からないという特色を有する。読書習慣を身に付けることは,国語力を向上させるばかりでなく,一生の財産として生きる力ともなり,楽しみの基ともなるものである。
 読書の習慣を幼いころから身に付けることが大切であるが,ここでいう読書とは,文学作品を読むことに限らず,自然科学・社会科学関係の本や新聞・雑誌を読んだり,何かを調べるために関係する本を読んだりすることなども含めたものである。
 国語力との関係でも,既に述べたように,読書は,国語力を構成している「考える力」「感じる力」「想像する力」「表す力」「国語の知識等」のいずれにもかかわり,これらの力を育てる上で中核となるものである。特に,すべての活動の基盤ともなる「教養・価値観・感性等」を生涯を通じて身に付けていくために極めて重要なものである。」

 

と記されている通り、「国語力」を育てる上で、読書は「極めて重要」だと、私も思います。
生徒の皆さんには、大いに読書していただければと思います。。

 

でも、「国語の成績を上げる」となると、話は違ってくるような気もします。
読書するようになりさえすれば問題が解けるようになる、というわけではないからです。

 

文章には「読み方」があり、問題には「解き方」というものがあります。
こうしたポイントを無視して、ただ闇雲に解答欄に何かを書いてさえいれば、そのうちマルの数が増える、といったことは、決して無いとは断言しませんが、極めて稀なことでしょう。
確かに読書の習慣がついている生徒の方が、問題文を読む時の抵抗は少ないようです。
でも、制限時間内に「出題者の意図を的確に把握」し、「求められる解答を的確に表現」するチカラを身につけるには、それなりのトレーニングを重ねることが必要なんですよね。
ある程度までであれば「我流」で何とかなってしまうことも実際ありますが、一定レベルを超えると途端に通用しなくなってしまうことの方が多いです。
そう考えると、「死ぬほど鍛える」しかないんじゃないかと思うのですが、皆様はどうお考えでしょう?

 

やっぱり「成績を上げるために本を読む」というよりは、「楽しいから本を読む」ことの方が、自然な流れではないかと、私は思います。
なので生徒の皆さんには、自分にとって「楽しい」と感じられる本をたくさん読んでいってもらいたいです。
そして、周りの大人達が楽しみながら本を読む姿を見せてあげ、読んだ本の楽しさをみんなで語り合えるような環境があれば、もうサイコーではないでしょうか。

 

そんな「土台」の上に問題を解くトレーニングを積み重ねていくうちに、自然と国語の成績って上がってしまうことがほとんどなんですよね。

 

お陰様で私福永も野澤も元気です(本日の検温結果=福永35、5℃、野澤36、6℃でした)。

 

生徒の皆さんと保護者の皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
明日もよろしくお願いします。

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