いつも有難うございます。
エースセミナーの福永です。

 

日曜日は満月だったみたいです。
私が見た時には、曇っていて全然見えませんでした。
ネイティブアメリカンは、８月の満月を「スタージョンムーン」と呼ぶんだそうですね。
この時期が、チョウザメの漁が始まる頃からつけられた名前なんだとか。

 

ところで、中３の講習会の社会では、歴史を扱っているところです。
先日は「大正時代～現代」について学びました。
解説をする中で「民主主義」に触れました。

 

公民の教科書には
「その社会をつくるすべての人々に関わることについては、その社会を構成する人々自身が決定する必要があります。こうした考えを民主主義といいます。」
とあります。

 

これって、社会を構成するすべての人々に、自分自身で決定できるだけの意見とか意思とか能力といったものがしっかりあるというのが「前提」で書かれた内容ですよね。
もし、そうでないならば、民主主義って全く機能しないんですね。
烏合の衆が、あれやらこれやら好き勝手なことを並べ立てるだけでは、ろくな結果に至らないことだってあるんです。

今回扱った問題の中にも、いくつかの事例がありました。
そう考えると、民主主義というもの自体が唯一絶対的に正しいものであるとは必ずしも言えないのかも知れません。

 

勿論、民主主義を否定するものでは全くありません。
ただ、十分に機能させるためにも、社会を構成する人々一人ひとりが、それなりのレベルのしっかりした意思を持つべきだと思うだけです。
少なくとも、「人気ジャーナリストが言っているから」とか「お気に入りのお笑い芸人やYouTuberが言っているから」といったレベルで、その内容を「鵜呑みにするような生き方」は、生徒の皆さんにはしてほしくないと感じさせられるのですが、保護者の皆様は如何お考えでしょうか？

 

夏休みも、もう終わります。
これまで出来なかったものの内の一つでも二つでも出来るようにするために、新学期もしっかりと塾を活用していっていただけるよう、全力で指導させていただきます。

 

お陰様で私福永も野澤も元気です（本日の検温結果＝福永３５、７℃、野澤３６、５℃でした）。

 

生徒の皆さんと保護者の皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
今週もよろしくお願いします。